







乳がん体験者6人の衝撃のおしゃべりを公開

血液のがんで夭折した歌姫・本田美奈子.さんの生き様

結婚前に体をチェック。今や女性の新常識です



|
 |


監修/姫野友美(ひめのともみクリニック理事長)
知ってる?
鉄news
睡眠不足は
鉄分不足を招きやすい
心の健康に鉄分が関係していますが、その理由は脳の情動や知能の働きをコントロールする神経伝達物質を合成するための材料のひとつだからです。夜更かしをすると脳は休むことができず、働き続けています。このとき脳内では、神経伝達物質を作るために鉄分やそのほかの栄養素を消費し続けることになります。せっかく鉄分をとっても、睡眠をとらないと無駄になってしまうのです。
また食べ物からとった鉄分は、眠っている間に小腸粘膜や脾臓(ひぞう)、肝臓、骨髄(こつずい)に蓄えられています。鉄分を補いそして貯金するためにも、しっかり眠ることが重要です。
最近の研究では、睡眠の覚醒リズムに鉄分の働きが関係するのではといわれています。鉄分が足りなくなると寝起きが悪くなるのはそのためではないかと考えられています。睡眠と鉄分には深い関係があるのです。
|
女性アスリートは、
鉄分不足に悩んでいる!!
厳しい練習をこなし、強靭な肉体と精神を保っているトップアスリートたち。実は、女性アスリートの多くが、鉄分不足に悩まされています。とくにマラソンやバレーボール、新体操、柔道、ゴルフなどの選手にその傾向が強いといわれます。
走ったり、飛んだりしたときの衝撃が足裏に加わると、そのたびに血液中の赤血球は破壊されていきます。通常の生活や軽い運動を行うのと違ってその衝撃は大きく、マラソンランナーやバレーボール選手などは、常に鉄分不足と隣り合わせの状態といえます。
またスポーツ選手の場合、試合やトレーニングで消費するカロリーは数千キロカロリーと桁違いのため、慢性的に鉄分だけでなく他のミネラルやビタミン、タンパク質が不足しがちといえます。
近年、スポーツの世界では、勝利するための栄養が重視されています。栄養をいつ、どのくらいとるかは、トレーニングの一部で、アメリカのオリンピックトレーナーの言葉を借りれば『同じトレーニング量なら、最後の1秒、最後の1cmの差をもたらすのは栄養である』ともいわれています。同じような体格、運動量、素質を持った選手ならば、勝つために栄養が決め手になるというわけです。
|
今増えている「プチうつ」は
鉄分不足の影響?!
元気が出ない、ささいなことで落ち込むなど、うつのような不調を訴える人が増えています。2009年の警察庁の発表によると、自殺者数は12年連続で3万人を超え、そのうち8割ほどがうつ病患者による自殺とみられています。またうつ病ほど深刻ではない状態をさす言葉として、「プチうつ」というネーミングも広く認識されるようになりました。
ストレスの多い社会ですから、誰もがうつのような症状に悩まされているともいえます。けれども、これほど増えている原因はストレスだけなのでしょうか?
うつのような症状やうつ病の発症には、脳の中の神経伝達物質・セロトニンの不足が関係しているといわれています。セロトニンは別名ハッピーホルモンとも呼ばれていますが、このセロトニンが減少したりうまく働かなくなったりすることで、うつ病を発症しやすいといわれています。
このセロトニンという物質は脳内で合成されるのですが、材料となるのが鉄分をはじめとする、タンパク質やビタミンなどの栄養素。セロトニンはストレスがかかると、大量に消費されてしまうので、セロトニンが十分に合成・分泌できるように体内の栄養バランスを整えれば、発症のリスクを減らすことができます。実際に食生活の改善により、うつ病が治った例もあります。鉄分不足によるうつ病が増えているというのが、現在の精神医学界のトピックとなっています。
また、うつ病の治療にはこれまで、休息と認知療法などの精神療法、抗うつ薬などの服用を行う薬物療法が基本とされてきました。ところが最近になって、抗うつ薬を飲んでも改善しないうつ病が増えはじめており、安易に薬に頼っても完治が難しいのではと、注意が促されています。
そんな中、薬だけでなくバランスのよい食事をとることで、うつ病を治せないかという試みをする医師が、少しずつですが増えてきています。食事を改善して鉄分などのミネラルやビタミン、タンパク質をとることで、抗うつ薬の効き目がよくなるという報告もあります。うつ病の治療のひとつとして、今、栄養が見直されています。
|
妊娠中・授乳中は赤ちゃんのためにも
さらに鉄分が必要
妊娠すると、母体と胎児のために体内の血液量が増えて、多くの鉄分が必要となります。とくに妊娠中期以降から、胎児の成長とともに血液量が増えるため、鉄分不足から貧血になる女性が増えます。
妊娠中に貧血になると、胎児への酸素の供給量が減ったり、胎児の発育に支障をきたしたりします。妊娠中は赤ちゃんの分まで、しっかり鉄分をとりましょう。
授乳中も、生まれてきた赤ちゃんのためと出産で失った母体の鉄分を補うために、積極的に鉄分補給をしてください。
妊娠中、授乳中は胎児や母乳への影響が気になって、サプリメントで鉄分を補ってよいか不安になることもあると思います。サプリメントは薬ではありませんが、飲むときは主治医や看護師に相談することをおすすめします。一般的には問題ないといわれています。
|

|
|
 |








|